
2010年10月30日(土)午後
派遣ユニオン第6回定期大会
~誰もが安心して働ける社会へ!~
が開催されました。(大会の詳細は後日お伝えいたします。)
今回から派遣ユニオン専従となった星野さんの統率で、大会は大成功。台風接近中の大雨の中、たくさんの方々にお集りいただきました。写真は大会の後の交流会の模様です。労働運動も、1980年代生まれが活躍する時代の到来です。

素晴らしいお食事が並びました。
派遣ユニオンのシェブユニオンのみなさんと、ケータリング「鬼丸食堂」さん、そして全体をプロデュースしたKDDIエボルバユニオンの国際オペレータでもある高崎さんが腕をふるいました。
参加者一同大満足。会話もはずみます。
ところで、定期大会にたくさんの方々からメッセージをお寄せ頂きました。大会参加者のみなさまには資料として「メッセージ集」をお配りしています。ここで派遣ユニオンに心を寄せて下さる方々とメッセージをいくつか紹介いたします。(以下 引用分は敬称略)
「労働者派遣法の改正を早期に実現し、有期労働契約規制法の制定に向けて頑張りましょう」
弁護士 宮里 邦雄 (日本労働弁護団会長)
「雇用情勢が一段と深刻さを増す中で、山積する諸課題の解決に向け、私も国政の場で精一杯頑張る所存です。」
民主党 衆議院議員 工藤 仁美
「派遣労働者の労働条件、地位向上に取り組んでおられる貴組合の日頃からの活動に心より敬意を表します。
第176臨時国会において派遣法改正実現に向けて頑張りましょう」
サービス連合会長 大下 哲也
「菅内閣は派遣法改正を目指すとのことですが、とにかくこれを実現させるべきでしょう。
もちろん、この改正のみで満足はできないので、さらに派遣労働者の権利、人権が守られる法律にするために足を止めずに頑張って行きましょう!
弁護士 佐々木亮(旬報法律事務所)
「パートも定年になった60代半ばの主婦です。
人間が単なる商品(労働力)として使い捨てにされる社会が、少しでも良くなっていくようになって欲しいものです。
派遣ユニオンに集まる皆さんのご健勝を祈ります。
山田 暢子
「皆様の雇用をまもる奮闘に心より敬意を表します。
派遣法の抜本改正、最低賃金の抜本引上げ、安心して働ける雇用条件の実現をめざして、私も皆様とごいっしょにがんばります。」
日本共産党 衆議院議員 塩川 鉄也
「崩壊の一途を辿る雇用情勢は、この社会の終末を思わせます。しかし、こんな評論家みたいなことを言っている場合ではありません。今、このときに崩壊の渦の中で生き、苦しみ、一刻も早い人間的解決を求めている非常に多くの労働者のために立ち上がる人びとを組織化していのちを守る闘いを!
個人では小さいことしか出来ませんが、精いっぱい連帯します。」
KDDI年金ユニオン 杵渕 智子
「経済状況の悪化、生産性向上を理由に、企業は労働者を追いつめる方向に向かっています。
私たちは労働者の権利を守るよう声をあげなければならない時代が来たんだと実感しています。」
須藤 麻紗子
「労働条件の切り下げははなはだしく、その最たるものが派遣切りです。
労働者の地位を守るための御組合のご活躍、本当にご苦労さまです。
さらに頑張りましょう。微力ながらお手伝いできればと思います。」
弁護士 五十嵐 潤(東京共同法律事務所)
「『政権交代』から一年余りが経過しました。小泉・竹中路線と呼ばれる新自由主義・市場万能の『改革』の嵐は『国民生活を破壊』する事が誰の目にもはっきりしてきたことが、自民党敗北の背景にありました。しかし、参議院選挙後の政局は油断をすることができません。『小さな政府』を掲げるみんなの党や自民党の残存部分の影響力が高まってきています。
労働者派遣法の改正等、昨年の連立合意を遵守させ、新自由主義への回帰を許さない政治を追求します。また、KDDIエボルバユニオンのたたかいをはじめとした労働者のたたかいと連帯します。
ともに頑張りましょう。」
社会民主党 前衆議院議員 保坂 展人
「労働者派遣法以降、企業の無責任な論理により、非正規雇用の働き方を選択させられた結果、年収200万円以下世帯が増加するなど、雇用問題は一向に改善されていません。さらに、リーマンショック以降、現在に至っても派遣切りが行われ、完全失業者数・完全失業率が高止まりのまま推移するなど、労働者の生活不安は払拭されていません。
そのような社会を打破するためには、働くものの立場に経ち、規制緩和されてきた働き方を、規制強化しなければなりませんし、今国会で、労働者派遣法改正の成立を実現させるために、労働組合には、その役割発揮が求められています。」
全国労働金庫労働組合連合会 中央執行委員長 石田 輝正
「現在、この国の将来をどのように考えるのかが問われています。混迷している政治状況の中で、民主党政権には福祉、教育、経済、社会、平和など山積している諸課題の具体的解決が望まれます。私たちは政権の今後の動きを十分注視し、労働組合として働く者の生活を守り前進させて行くための政策実現を目指さなければなりません。秋から年末にかけて要求実現をめざして、全力で奮闘いたしましょう。」
全日本水道労働組合 中央執行委員長 岡崎 徹

メッセージは以上のほかに社民党 衆議院議員 阿部知子さま、JEC連合化学一般・日香労連 高砂香料工業労働組合 平塚研究所支部 支部長 立花 和久さま、山梨ユニオン 執行委員長 宮坂 貢さま、衆議院議員 辻元 清美さま、女性・地域ユニオンおかやま 執行委員長 北野 きよみさま、労働組合なにわユニオン 執行委員長 杉之原 吉秀さま、ユニオンみえ<三重一般労働組合> 執行委員長 塩田 至さまからも頂きました。
交流会には、日本共産党 前衆議院議員 小池 晃さま、民主党 衆議院議員 渡辺浩一郎さまも駆けつけて下さいました。小池さまと私は9月にテレビ朝日のTVタックル番組撮影の時にお会いしているのですが、それを覚えていて下さり、エボユニ一同感激してしまいました。また、渡辺議員は派遣ユニオンの支部であるマイワークユニオンの組合員でもあります。

こうして働く人の立場に立ち、連帯してくださる方々がたくさんいます。支援してくださる方々もたくさんいます。だから、働く人たちはみな、一人ではありません。もしも働く事で悩む人がいたならば、すこしの勇気をもって一度、私たちのところへ来てみて欲しいと私は考えています。
ところで、今回の大会で新しい執行委員長が誕生しました。派遣ユニオン 執行委員長はこれからはKDDIエボルバユニオンの委員長でもある見留 洋子さんが務めます。
愛すべき御茶ノ水博士(みたいな風貌の)設楽 清嗣さまは私たちエボユニ結成以降今日までのほとんどの期間の「執行委員長」でした。はじめての新宿KDDIビル前抗議行動のときに「俺だってauを使っているんだ!!」と叫んだのは設楽さんです。「おいちゃんと設楽さん二人並ぶと早慶コンビ」の労働運動家。ユニオン運動センター(UMC)として一つ屋根の下でまだまだご一緒できるのですが、大役を果たして頂いた事、心から感謝いたします。

そして新執行委員長の見留さん。就任直後の最初の仕事は派遣ユニオン定期大会記念シンポジウムのコーディネーターでした。
タイトルは「多様化と言う名の下で広がる悪い雇用」でした。派遣切り被害者(山本さん/住まいを守る派遣切り被害者の会・いちょう団地ユニオン)、偽装請負(丸井/KDDIエボルバユニオン 国際オペレータ)、名ばかり事業主(伊藤さん/ジャノメミシン直営店ユニオン 販売員)、フリーシフト(池上さん/ゲンジユニオン 「荷揚げ」専門のガテン系労働者)の4名の働く現場の実態報告を90分にわたり展開しました。
労働者から搾取した上に不安定な生活を強いる悪い雇用の手口は「あの手この手」と多様化しています。未来を担う若い人たちを騙すようなものもたくさんあります。シンポジウムで発言した4人も、やってみて初めて分かったことがたくさんありました。
不安定な仕事を渡り歩く事を「ジョブセンス」と言ってみたり、実際には会社が働いて欲しいときだけ賃金が支払われるだけなのにあたかも自由を手に入れられるかのように錯覚させる「フリーシフト」などの曖昧なカタカナ語がネットや求人紙で踊っています。社会に溢れる悪い雇用を告発することも私たちの使命です。
大会、シンポジウム、交流会を終え、準備や運営にあたったメンバーで慰労会。ところが、派遣ユニオン書記長は9月以降本日もお酒を飲んでいません。「国際オペレータ通話の復活・エボユニの復職」までの断酒です。私は急いでそれを叶えたいです。